炎跡
第十七回 炎跡 甌穴再び
時は2009/12/27(日)
久しぶりに鉄之助と合流と相成った。
とりあえず酒でも飲むかということだったが、
この面子ならということで火を囲んでの宴となった。
甌穴は、封鎖されてから行ってなかったが、
駄目もとでちょっくら行ってみることにした。
料理人である鉄之助が、和牛を仕入れたとのことで、
途中、鉄串を買って、焼いて食ってやろうという算段。

甌穴は、駐車場が封鎖されているだけで、
中に入ってしまえば、全く変わっていなかった。
俺が土台作り、鉄が枝集めという図式が自然と出来上がっており、
てきぱきと火は安定していった。
そして、料理人の鉄之助に肉を刻んでもらい、串刺しに。
和牛だけに、霜降ってますなぁ。
煙で燻されていい感じ。



貪る俺。
レアレアでちょーうまかった。
肉汁が半端ない。
もっと灰とかじゃりじゃりいわせながら貪るもんだと思っていたが、
意外にそんなこともなく、焚火の香と相まって非常にんまかった。

当然飲みます。
運転の鉄之助はフリーで我慢。
しっかしビールがくそうまい!

肉が終焉を迎えつつあったので、
牡蠣投入!!
が、しかし、鉄之助ががりがりやりすぎて
身は貝のカスまみれ。
しかしこれも一興。
漆黒の暗闇の中、そこだけ赤く照らされた男二人がぺぇっぺぇっいいながら牡蠣を貪る風景。

そして、スイーツはやはりサツマイモでしょうということで。
俺もにんまり。
いやほんとに芋さいこーだわさ。
火加減とかほぼ気にしなくていいし、
どんだけ灰まみれになっても皮むいちまえばいいだけの話しだし、
なんといっても、調味料要らずで文句なしにうまい。


食材が出尽くしたので、やっとこさ火の鑑賞に入る。
いやはや俺が焚火やる目的はこれ。
しばし、揺らめく炎の中に2009年を投じ、忘却する。
ん〜、やはり火は美しいのう。
寒いけど。。
しかし、今日は小動物が多い。
川向こうに狸が出たり、やや大きめな足音(おそらく猪)が聞こえたり。
全て川向こうだったのでよかったが、
こちら側に猪がでたらと思うとぞっとする。
まぁ火の玉を投げつけてやるが。
そして捌いて獅子鍋にしてしまおう。
それはそれで楽しそうだ( ゚∀゚)o彡°

炭を吹いてまるで赤い宝石のようだとさんざめく遊び。
に、興じる鉄之助。
かく言う俺も興じたがね( ゚д゚)、ペッ
<所感>
うーん、近い内にまたやりたいんだが面子がいない。
鉄之助は忙しいし。
家族で行くにも2歳児いるし。
流石に一人では寂しき。
焚火芋食いてーよぉー・゚・(つД`)・゚・
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