炎跡
第二回 炎跡 砂漠の赤き銀河

全然関係ないけど、写真がなくてさびしい感じなので。
鉄之助と柿其(かきぞれ)渓谷を探索していたときに遊歩道に刺さっていた板。
熊て。そら帰るわ。
時は2007/05/03(木)
(更新時は2009/01/05)
あの頃の僕らは若かったんだ。
鉄と二人でラーメンを食って腹を満たした後、
カラオケを男二人で3時間熱唱し、
心身ともに燃やし尽くした後に、
また燃やすことになった。
目指すは浜松の中田島砂丘。
まぁ、なんつっても写真がないので
リアリティがいかんせんでない。
他の焚き火でも、写真がないのが多々あるが、
これは純粋に「記録」であるので問題ないさね。
この時、中田島砂丘自体は初めてではなかったと思う。
つうか、焚き火目的で行ったのかどうかさえも定かではないが。
覚えているのは、砂漠だが木材が結構あったこと。
流木が多く、前日も晴れていたせいか、ひどく乾いている。
多少歩けば、宝(流木)がざっくざくだ。
この頃は枯れ草とか集めて着火していたかな。
今は、家にある不要な紙などで着火するが。
下が柔らかい砂なので、穴を掘って枠組みとした。
そんなに手間なく炎は広がった。
広大な砂漠に赤い光がぽつんと灯る。
なんで写真とらんかったんだろ。
中田島砂丘という、一応の名所なので、
人がちらほらとおり、その視線を警戒しながら焚いてた気がすんなぁ。
あらかた木炭になったところで、
俺がおもいっきし炭を蹴っ飛ばした。
この時に初めて「赤い銀河」が完成したのだ。
真っ暗のなかに、煌々と赤くくすぶる炭が散らばり、
一見赤い銀河のように見えるのだ。
こんときはちょっと興奮したなぁ。
<所感>
砂丘で焚き火をする機会はそんなにはないと思う。
周りが砂まみれなので、消化も楽だ。
ちょっと遠いが、機会があればまた砂丘で燃やしたいものだ。
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