旅跡
第六十回 Touring 今度はとうえい温泉だこんちきしょー
時は2011/3/27(土)
7:30、起床。
うぅ・・寒い。。。
震災後初のツーリング。
地球の前では人間はかくも脆いかと、津波の映像を見ながら思った。
当たり前に続くと思われる「今」は、地球の気まぐれで簡単に壊される。
まさに運だ。天命だと思うしかない。
東海大地震であったなら、自分の「今」は存在していないのかもしれない。
かといって怯えていても仕様がない。
天命が下るその日まで、毎日を力の限り生きるしかない。
だから私はツーリングに旅立ちます。
・・それにしても寒い。
〜走程〜
出発 ⇒ … ⇒
県477東進 ⇒ 国301東進 ⇒ 県363北上 ⇒ 国473北上 ⇒ 国420東進 ⇒ 国257北上 ⇒ 田口から国473東進
国151につきあたって直進、そのまま国473を再び東進 ⇒ とうえい温泉 ⇒ 来た道を引き返す
⇒ … ⇒ 帰宅

当然のようにゾノと行きます。
もはやツーリング同志と言っても過言ではあるまい。
いつものサンクスに集合。
目的地はとうえい温泉。
道は久しぶりに加茂農道を走ろうということになった。

いつものように477、301とつないで走る。
・・うーん、とてつもなく寒い。
もう春だというのにこの寒さ。
いい加減にして欲しい。
常夏にして欲しい。
年中パンツ一枚で過ごせるくらいの気候がよい。
とかなんとか思いながら、一旦暖を取る為に301の○kで休憩。いやむしろ休k。
空を見上げると、さっきまで太陽さんこんにちわ状態だったのが一転、どす黒い雲が。。
恨めしくも天を見上げていると、なにやら細かい白いものが落ちてきた。

雪ですね。わかります。。。
どーりで寒いわけや!!
実は、前夜に雨が降っていたのだが、もしや、こちらでは雪が降っていた???
ゾノリータ三世と協議した結果、 農道はヤメ ということに相成り、できるだけでかい道で行こうということに。

しばらく行くと、国473だと思うが、雪景色が。。
「うそでしょママン!」とか思いながら前途を案じる。
無事温泉にたどり着けるだろうか。
いや、たどり着くのだ。
そしてこの指先の感覚までもなくなってしまうほどの寒さの中を走破した見返りは大きいはずだ。
兎にも角にも充電だ!

ネイキッドのむき出しエンジンには助けられますほんと。


当然のように充電タイム。
ああああ早く温泉に浸かりてーよー。

やっとこさとうえい温泉にたどり着いた。
とよね温泉よりも規模が大きいが、その分人も多く、密度としてはとよね温泉と同等ほど。
露天、サウナ、つぼ風呂などがある。
泉質はナトリウムでしょっぱい。
とよね温泉はぬるぬるとしていたが、とうえい温泉はさらさらであった。
個人的にはぬるぬるのほうが好みではある。
浸かっていると、体の芯まで暖められて、溶けるほどに気持ちいい。
地震の多さと引き換えに温泉を得たかと思うと、それを楽しまないのは単なる損失に思えてきた。
露天風呂にいい感じの腰かけがあり、寒さに耐えた反動もあってか、そこで長時間語らった。
結局2時間ほど風呂に浸かったが、こういうのもなかなかいいもんだ。

風呂から出て、飯。
長時間半身浴状態であった所為なのか、胃下垂の症状が出て胃がキリキリと痛んだ。
昼飯は食べられないかと思ったが、もつ丼を頼んで食べ始めると止まらない。
おまけにソフトアイスまで食べる始末。
ゾノは五平餅のみ食していた。
気力と腹を満たし、帰路についた。
行きの雪にびびって往路とまったく同じ道を復路としたのは言うまでもない。
<所感>
温泉ツーリング第二弾であったが、当然のように湯冷めして風邪を引いてしまった。
まぁ、温泉浸かった後、冷たい風に全身を晒しながら帰るんだから致し方ないか。
冬の装備をもっと充実させたいと思う今日この頃。
というか、長く露天風呂で日光に晒されていた所為で全身日焼け。。
それにしても、やっと冬も終わり、これからだんだんと暖かい方向に進んでいくと思うと年甲斐もなくうきうきしてくる。
今年の夏は走ったことのない道をどんどん開拓していこう。
総走行距離 = 186km
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